昨今話題になっている車検制度の改正。

2017年よりメーター内の警告灯の点灯は車検NGとなってしまいました。

まあ、考えてみれば安全性の面であったり、環境性能の面であったり、警告灯が点灯するには何かしらの原因があるはずなので、そのままで車検が通っていたこと自体が問題なのかも知れないですね。

いずれにしてもしっかりと原因を突き止めて、対処することで気持ちよく愛車と付き合って行きたいものですね^^

 

と言うわけで、当店のサバーバンも以前から点灯しっぱなしだったABSランプを消灯させる時がやって参りました。

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まずは、ランプが点灯している原因をトラブルコードから診断します。

95年までの車両はOBD(オンボードダイアグノーシス)の機能が古く、スキャンツール(診断機)が無くともメーターのランプの点滅回数をチェックすることでコンピューターにセットされているトラブルコードの読み取りが可能です。

早速、点滅のチェック方法をご紹介します。

 

1、OBDコネクターのA端子とH端子をショートさせます。

運転席の膝あたりに付いている12ピンのサービスコネクターがOBDコネクター(DLCコネクター)です。

書類用のクリップをぐにゃぐにゃと伸ばして端子と端子を繋ぎます。

(ちなみに、SESランプをチェックする場合はA端子とB端子です。)

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2、イグニッションキーをONにします。

エンジンをかけなくて大丈夫です。

しばらくするとランプが点滅をはじめます。

点滅の回数によって2桁のコードを意味しています。

3回連続で同じコードを表示し、複数のコードがセットされている場合は続けて点滅が始まります。

例:チカ、チカチカ、、チカ、チカチカ、、チカ、チカチカ

というように、1回点滅、2回点滅、を3回繰り返したら、コード12という意味です。

 

全てのコードをメモしましょう。

 

3、イグニッションキーをOFFにします。

以上でコードのチェックは完了です。

 

コードの内容についても調べてみました!

動画を見ていただくと、26、12、25、21の4種類のコードがセットされています。

 

26:左フロントABSスピード信号欠落

12:システムノーマル(ABSシステムと通信OKなら出るコードなので無視です。)

25:左フロントABSスピードセンサー異常

21:右フロントABSスピードセンサー異常

 

あらら、、左右ともABSスピードセンサーがダメなようですね^^;

 

 

この後、フロントハブアッセンブリーの交換を行い、無事にランプが消えました!

これで車検も安心して挑めます♪

 

★トラブルコードが読み取れたら是非お知らせください。

原因や対処方法などもお調べいたします^^

 

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