88年~99年モデルのC/Kのリアプロペラシャフトのユニバーサルジョイント交換です。
作業内容は4WDのものですが、クリップ形状の違いなどはありますが、基本的には2WDも同じです。
Uジョイントはプロペラシャフトの前後に付いています。
(センターサポートがあるピックアップモデルなどはセンターにも付いています。)
十字型の先端部分がニードルベアリングになっていて、車高の上下に合わせてシャフトの角度が変わってもスムースに回転を伝えるためのパーツです。
純正のUジョイントはグリスニップルがついていないため、ベアリング内のグリスが切れてしまったら分解してグリスアップするしか方法がありません。
ほとんどの場合は、ニードルベアリングが破損してしまった状態で新品交換となることが多いようです。
当店のサバーバンも、それは突然にやってきました。
車速に合わせて下回りからキコキコと異音が聞こえてきたのです。
異音の様子を動画で撮影してみました。
シフトチェンジのタイミングでカキンッと音がするのもUジョイントが原因の可能性が高いです。
それでは、Uジョイント交換いってみましょう~!
今回はグリスアップが可能なタイプへと交換します☆
必要工具など
大き目のCクランプ
外径28mmくらいのキャップを逃がすことができるコマ
(今回は30mmソケットにて代用しました。)
バーナー
ハンマー
その他、一般的な工具をご用意ください。
所要時間 180分
※作業時は安全で平らな場所に駐車し、車輪止めを使用します。
ギアをニュートラルにしてサイドブレーキもかけませんので、安全には十分に注意しましょう。
写真をクリックするとコメントをご覧いただけます^^
- サイドブレーキを解除し、シフトをニュートラルにします。必ず車輪止めを忘れずに。
- こちらがデフ側のUジョイント。デフ側のヨークにはバンドで固定されています。
- こちらがトランスファー側のUジョイント。ヨークごと車体から外します。
- デフ側は元の位置に戻せるよう位置をマーキングします。手元に合った適当なスプレーを使いました。
- バンドを止めているボルトを緩めます。7/16インチソケットを使用しました。
- バンドを外します。
- ヨークに固着していたので、大き目のマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で外しました。
- 落とさないように慎重に。
- 外れたら、そーっと地面に下ろします。本来はダンボールでも敷いておきたいですね。
- トランスファー側は引っ張れば抜けます。
- トランスファーオイルが少し漏れてきますので、やはり段ボールなど敷いてから作業しましょう。
- ズリズリと引きずり出して、摘出完了です☆
- 状態をチェックします。デフ側。予想に反して問題なしでした。
- トランスファー側。一方向には問題ないですが、もう一方向にはスムースに曲がりません。ガキンガキンと音を立てていました。ここが原因のようです。
- 今回用意した新品のUジョイント。強化品かつ、グリスニップルが付いているため次回からはグリスアップが可能になります。この手のパーツはMOOGがベストチョイスです。
- スナップリング(Cリング)をマイナスドライバーで叩いて外します。
- 外れました。
- ベアリングキャップを押し出すため、28mm~のコマが必要です。今回は手元にあった30mmソケットで代用しました。
- 片側にコマをかけ、Cクランプで押し出します。
- 押し出した側のベアリングキャップを外します。これは状態も良さそうです。
- キャップを外したまま、逆側のキャップを押し出します。
- 両方外れました。
- これで取り外し完了です。
- ヤスリを使って表面を綺麗にします。
- キャップがふいに外れないよう、フリーにしておくキャップにはテープを巻いて抜け止めをしておきます。
- 逆の手順で組み付け、両サイドにキャップをはめます。中のニードルが潰れないよう細心の注意が必要です。
- 今度は両側から押し込みます。バランスを見ながら、クランプの左右を入れ替え、左右均等に入るように。
- スナップリングを装着して完了です。
- 続いてトランスファー側です。こちらは新車時から交換されていなかったようです。新車時からのジョイントはキャップに樹脂の抜け止めが注入されているのが特徴です。
- 樹脂の抜け止めはバーナーで炙ると膨張して穴からニョロニョロと出てきます。
- ニョロニョロが終わるまで十分に炙ります。
- スナップリングをマイナスドライバーで叩いて外します。
- 先ほどと同じ手順で交互に押し出します。
- これが今回の親玉。ニードルが潰れてグチャグチャになっていました。これではスムースには動きませんね。
- 新品のUジョイントを圧入していきます。
- スナップリングを忘れずに。
- これがグリスニップルです。一か所のベアリングキャップに付いていて、中で繋がっているので4か所ともグリスが回るようになっています。
- このタイプのコンパクトガンを使います。
- 4か所ともグリスがブリブリと出てきたら充填完了です。
- そうそう!デフ側のキャップも4か所ともスナップリングを付けることを忘れずに。
- 車体に装着します。
- バンドのボルトを締めたら完了です!
交換が終わったらトランスファーオイルの量をチェックし、減っているようなら補充します。
ほとんど抜けませんので、補充の必要性は少ないと思います。
今回はDIYの様子をYoutubeにUPしてみました。
これから作業される方に、少しでも参考になれば幸いです。
(字幕をONにしてご覧ください。)
Uジョイント交換、いかがでしたか?
内容はとても簡単ですが、問題はクランプでの押し出し作業ですね。
固着が酷い場合など、なかなか外れない時にはプレスが必要になる場合もあるようです。
なお、プロペラシャフトやヨークは新品部品がありません。痛めないように十分に注意して作業してください。
ご不明な点があれば、お電話やメールでのサポートも是非ご利用ください^^
今回使用した関連商品はこちらです♪
・Uジョイント(サバーバン4WD用)
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※Uジョイントは適合判断が難しいです!お調べいたしますので、ご不明な方はお気軽にお問合せください^^
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